「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[版画展]★レオナール・フジタと20世紀美術の巨匠たち展

レオナール・フジタと20世紀美術の巨匠たち展

 札幌三越、2020年7月21日(火)-7月27日(月)

(WEBサイト→)

www.mitsukoshi.mistore.jp

 

 2021年に生誕135周年を迎えるレオナール・フジタ藤田嗣治、1886年-1968年)は、いまも世界中の美術ファンを魅了しています。1910年に渡仏し、ピカソモディリアーニなどと共にエコール・ド・パリの寵児として、その名声を確立しました。戦後、再びパリに戻ると、晩年まで精力的に作品を制作しました。

 本展は、フジタの代表的な版画を始め、デッサン、水彩画と共に、同時代に活躍したピカソシャガールなどの版画作品も合わせて展覧されます。

 

 

[企画展]★『東海道五十三次』と「東海道五十三對』展

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(『東海道五十三次東海道五十三對』展)

★『東海道五十三次』と「東海道五十三對』展

 小樽芸術村、旧三井銀行小樽支店、2020年6月23日(火)-7月21日(火)

(WEBサイト→)

www.nitorihd.co.jp

 小樽芸術村が所蔵する浮世絵を、全4期に分けてご紹介する「小樽芸術村浮世絵展2020」。第2期(6/23~7/21)の本展では、歌川広重の代表作《保永堂版東海道五十三次之内》全55図と、当時絶大な人気を誇った三人の絵師—広重、国芳、国貞(三代豊国)—が各図を担当したシリーズ《東海道五十三對》全55図を一挙公開いたします。

 江戸時代後半、十返舎一九作『東海道中膝栗毛』がヒットしたことなどを背景に、庶民の間では旅がブームとなります。
その舞台となった江戸(東京)・京都間を結ぶ東海道は、さまざまな浮世絵の題材となりました。中でも、繊細で巧みな風景表現が魅力の、歌川広重《保永堂版東海道五十三次之内》は爆発的な人気を博し、この成功により浮世絵の中に街道絵というジャンルが確立します。

 一方《東海道五十三對》は、各宿場にちなむ伝説や歴史上の人物、風俗などを主題とした個性的な揃物。その内容を読み解くことで東海道についてより深く知ることができます。江戸の人気絵師たちが誘う東海道の旅を、ごゆっくりお楽しみください。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、小樽芸術村さま(HP)よりお借りしました。

[生物展]★ツベツスミゾメソデガイ展

★ツベツスミゾメソデガイ展

 北網圏北見文化センター、2020年4月1日(水)-7月26日(日)

(WEBサイト→)

hokumouken.com

 今回のミニ企画展では津別層(約2800~1800万年前)で発見された新種の二枚貝類、和名:ツベツスミゾメソデガイのほか同地点産出の貝化石を展示します。
 本展示は2020年発行の『北見博物館研究報告 第一集』に新種二枚貝類の論文を掲載・発表をおこなった記念の展示です。津別層からの新種の化石が発見されたのは24年ぶりになります。化石の同定(種の特定)は北海道教育大学教育学部釧路校の松原尚志准教授が行い、その中で新種の貝化石が含まれていることを発見いたしました。

 

 

[講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 岩橋英遠『道産子追憶之巻』展」

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(岩橋英遠『道産子追憶之巻』(部分)、1978-82年、北海道立近代美術館

★(当館学芸員)「見どころ解説 岩橋英遠『道産子追憶之巻』展」

 北海道立函館美術館、2020年7月26日(日)14:00

(WEBサイト→)

www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp

 

  岩橋英遠《道産子追憶之巻》は、北海道の自然と人々の営みを、季節の移り変わりと一日の時間の流れに重ねて描いた、全長29mの絵巻です。横山大観片岡球子らの作品とともにご覧ください。あわせて、網走出身の日本画の新鋭・葛西由香さんの作品をご紹介します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。

[水彩画]★堀本惠美子 宇宙の愛のメッセージ展

★堀本惠美子 宇宙の愛のメッセージ展

 札幌三越、2020年7月14日(火)-7月20日(月)

(WEBサイト→)

www.mitsukoshi.mistore.jp

 目には見えない“心”や“魂”の世界を描き始めてから、はや30年余り。金色や青など、“魂の七色”といわれる色彩で描く堀本惠美子さん。本展は「やすらぎ」や「生きるエネルギー」が感じる、屏風絵からガラス絵まで約30点を展覧いたします。

 

[企画展]★豆本ワールド展

豆本ワールド展

 北海道立文学館、2020年4月11日(土)-6月12日(金)7月19日(日)

(WEBサイト→)

www.h-bungaku.or.jp

 

 本の世界を小さく彩ってきた「豆本」の 世界を、当館収蔵資料から紹介します。

[特別展]★せなけいこ展 『ねないこだれだ』誕生50周年記念

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せなけいこ展 『ねないこだれだ』誕生50周年記念)

せなけいこ展 『ねないこだれだ』誕生50周年記念

 北海道立文学館、2020年4月4日(土)6月2日(火)6月7日(日)7月26日(日)

(WEBサイト→)

www.h-bungaku.or.jp

 

 『ねないこだれだ』や『めがねうさぎ』の作者として知られる絵本作家のせなけいこ(1931-)は、1969年、子育てに奔走する中、37歳で絵本作家としてデビューしました。以来、おばけや妖怪、うさぎなどをモチーフに、貼り絵の手法を用いて生み出したシンプルながらも独創的な絵本は、世代を越え、多くの親子に読み継がれるロングセラーとなっています。
 本展では、代表作のひとつ『ねないこだれだ』の誕生50周年を記念し、絵本デビュー作の「いやだいやだの絵本」4冊シリーズをはじめとする絵本原画や貴重な資料など、約250点を出品。これまであまり知られていなかった、絵本作家デビュー前の幻燈や紙芝居の仕事もひもとき、せなけいこの創作の全貌を紹介します。会場には絵本コーナーや楽しい仕掛けもご用意し、小さなお子さんにも楽しんでいただける展覧会です。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。