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[文学展]★三浦綾子 『塩狩峠』 一粒の麦 いのちより重い愛の尊さ展

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三浦綾子 『塩狩峠』 一粒の麦 いのちより重い愛の尊さ展
 塩狩峠記念館、2016年9月1日(木)-10月28日(金)

 連載開始から50年を迎える『塩狩峠』。いよいよこの特別展が始まります。記念事業として、三浦文学館と和寒町の3館で同時開催いたします。
 明治42年の鉄道事故をクライマックスに描くこの物語は、主人公の成長物語が軸であり、作家・三浦綾子の思いが随所に散りばめられた熱い名作でもあります。この貴重な作品世界をぜひ味わってください。
 小説『塩狩峠』は一人の青年が人間として成長してゆく姿を描いた長編小説で、『氷点』と並ぶ三浦綾子の代表作です。1966年、雑誌に連載が開始されてから50年で、国内出版部数は370万部、海外でも中韓欧を中心に多くの国々で翻訳され読まれ、映画にもなったこの作品は、〝人はいかに生きるべきか〟を強く問いかけ、〝犠牲の愛の意味〟を語り続けてきました。多くの人々に影響を与え、各界に「『塩狩峠』は私の人生で一番大事な本」と語る人がいます。この特別展では、『塩狩峠』執筆の事情と意図、作品の構造や諸テーマなどと共に、一人の青年を「一粒の麦」にまで成長させたものはなんであったのかということを照らし出して見ました。この小説が持っている感動力の核心をご一緒に探っていただければと思います。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、塩狩峠記念館さま(HP)よりお借りしました。

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