札幌三越、２０１５年５月２０日（水）－５月２５日（月）
１４代中里太郎衛門さんは、１９５７年唐津焼の名門、中里家の長男として生まれました。美佐氏の美術大学彫刻家を卒業されたのち、祖父無庵、父逢庵のもと陶芸の道に入りました。１９９０年日展「焼締壺９０」にて特選受賞。２００６年天皇皇后両陛下の佐賀県行幸啓に際し、国際史跡指定を受けた唐人町御茶窯および工房ご視察の栄誉を賜りました。２００７年日本工芸会正会員。２０１１年紺綬褒章受章。
本展では、２００２年に１４代を襲名していよいよ円熟さの増した１４代渾身の作品およそ８０点を一堂に展覧します。唐津の名門中里家伝来とされる叩き作りによる壺や、唐津にはなかった新しい藍紋様二彩などはもちろん、１２代無庵、１３代逢庵の作品、また必見の「古唐津」「献上唐津」も特別展示されます。
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