（王子製紙（株）倶楽部。下見板張りの建物で、１９３６年（昭和１１年）の建築です）
この建物は苫小牧駅のすぐ近く、王子製紙苫小牧工場の正門北側に位置しています。豊かな木々に囲まれていて、清閑な雰囲気があります。１９３６年（昭和１１年）の建築。水色の下見板張りで、緑色の寄棟屋根が架かる印象的な建築ながら、正面の車寄せと重厚な入口扉、木製の太いサッシの大きな窓など、鈍重で男性的な感じがします。倶楽部の建物は工場にとって重要で、明治初年の工場開発以来変わらず、工場の発展を見守っていたと言えそうです。内部は非公開。（２０１４年８月、現状を確認）
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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