★小熊秀雄『文壇諷刺詩』の世界展
北海道立文学館、2012年10月2日(火)-12月28日(金)
(WEBサイト→)http://www.h-bungaku.or.jp/
小熊秀雄『文壇諷刺詩』の自筆詩稿などを展示します。小熊秀雄は小樽市生まれ。樺太(サハリン)の高等小学校卒業後、さまざまな雑労働を経験し、1922年(大正11年)旭川新聞社に入社、このころから詩、童話などを書くくようになります1928年東京に居を定め、病と貧苦のなかで盛んに詩作し、1931年(昭和6年)プロレタリア詩人会に参加。プーシキンなどのロシア文学を愛読し、強権的な時代にあって柔軟かつ不屈な姿勢を貫き、「しゃべりまくる」ようにして書かれた詩や同時代への多様な評言によって、プロレタリア文学において独自なありようを示しました。1935年『小熊秀雄詩集』『飛ぶ橇(そり)』を出版。画論、画家論を書く一方、独特な絵(おもに素描)を残しました。
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