「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[科学展]★中谷宇吉郎 雪と氷の科学者展

イメージ 1
 
中谷宇吉郎 雪と氷の科学者展
 北海道大学総合博物館、2012年10月2日(火)-12月2日(日)
 
 中谷宇吉郎の雪の研究は1932年の札幌や十勝岳中腹の顕微鏡観測から始まりましたが、1935年(昭和10年)の常時低温研究室の完成によって一気に進み、翌1936年3月12日には世界初の人工雪の生成に成功します。10月には人工雪実験を天覧に供する栄誉を得たのですが、その直後から肝臓ジストマを患い、伊東温泉で2年間の療養生活を余儀なくされました。1939年全快して札幌に戻り、翌年から旧鉄道省札幌鉄道管理局や旧南満洲鉄道の依頼を受けて道内や旧満州で凍上の現地観測をスタート。一方、1943年には国家総動員令による海軍省主導の戦時研究「航空機着氷防止の研究」のため、ニセコアンヌプリ頂上に着氷観測所を建設し、実物の戦闘機を運び上げて研究を開始すると同時に、翌年には陸軍省主導の戦時研究「千島、北海道の霧の研究」を根室で開始するのですが、1945年8月終戦と同時に戦時研究は終了します。低温研究と雪氷研究に大きな業績を残した中谷宇吉郎の業績をたどります。
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道大学総合博物館さま(HP)よりお借りしました。
 
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。
¤ˤۤó¥֥�¼ Èþ½ѥ֥� ³¨²è¤Ø(ʸ»ú¤򥯥ê¥å¯)
あしたはきょうよりもっといい日。