(アッケシ・アイヌの指導者、イコトイを描いた作品。
堂々とした威厳のある立ち振る舞いが推察されます。着ている「蝦夷錦」の美しさも驚きです)
★蠣崎波響 『夷酋列像』展
道立函館美術館、2012年7月25日(水)-9月9日(日)
『夷酋列像』(いしゅうれつぞう)』とは、蠣崎波響(かきざきはきょう)が1790年に描いた代表作。蠣崎波響は当時26歳で、松前藩主を兄に持つ立場にありました。『夷酋列像』は、松前藩に協力したアイヌ民族の指導者12人を描いたもの。細密な表現と鮮やかな色彩で威厳のある姿を生き生きと伝える傑作です。フランス・ブザンソン美術考古学博物館に1組11点と、函館市中央図書館に異なる1組のうち2点が収蔵されています。函館市への里帰りは1988年が最初で、今回が3度目となります。今回は函館のほか、松前城資料館でも特別公開されます。
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