Kitara、2011年4月19日(火) 19:00
デビュー以来、「天才ギタリスト」「美少女ギタリスト」と注目され続け、いまやギター界のマドンナ的存在。ですが、ここ数年で、クラシック・ファン以外の層にまで人気が沸騰したのは、テレビCM出演や、雑誌の表紙を飾るなど、そのモデル並みの容姿のため、と考えるのは間違いのようです。幼い頃から、ギタリストの父や、日本ギター界の代表格・福田進一に学んだ彼女の演奏は、若々しい新鮮な表情、現代っ子(?)らしい歯切れのよさ、しなやかな感性に満ち、さらに近年は、そこにパリ留学中に仕込まれた音色の豊かさが加わったようです。そのような魅力をもつ演奏に、人々が虜になるのは当然であり、日本にクラシック・ギターというジャンルを定着させたのも、彼女の功績と言えるでしょう。しかし、そんな彼女の素顔は、意外にも隅田川近くで育ち、歌舞伎が大好きという下町娘。パリ留学中も、セーヌ川を歩いて墨田川を思い出していたといいます。
※演奏曲
ロドリーゴ:小麦畑で、へネラリーフェのほとり、祈りと踊り
ファリャ :7つのスペイン民謡 ほか
ファリャ :7つのスペイン民謡 ほか
★Kitara、HP
★村治佳織、オフィシャルHP
※東日本大震災の影響で、Kitaraの専属オルガニストがフランスに帰国したため、Kitaraでのオルガンコンサートがすべて中止になったほか、トヨタ・マスタープレイヤーズ・ウィーンのコンサートも中止、のだめ・カンタービレの世界コンサートもプラハ放送交響楽団が来なくなり中止、ウィーン少年合唱団のコンサートも中止となりました。悲しいことですが、そんななか、日本人が出演するコンサートは、変わらず開催されます。嬉しいことです。
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