★湯元 湧駒荘(旭岳温泉)
旭岳温泉「湯元 湧駒荘」は、大雪山国立公園の核心部にあり、5つの源泉を持つ湯宿です。湧駒荘の位置する大雪山は、雄大な自然、美しい高山植物に囲まれ、多くの登山者に愛されてきました。観るだけ美術部長も、何度となく通った湯宿でもあります。
湧駒荘の泉源は、1914年(大正3年)に発見されました。以来、絶え間なく湧出し、毎分300リットル以上の湯量を誇ります。5本ある原泉は、すべて自噴泉で、温度調節もせず源泉をそのまま湯船に流している「源泉かけ流し」で、「日本秘湯を守る会」の会員でもあります。
1955年には高松宮喜久子妃殿下、1977年には三笠宮百合子妃殿下、同憲仁親王殿下(高円宮)、同容子内親王殿下が宿泊されました。冬季の寒さは厳しいため、雪質は最高で、毎年行われているスキー大回転競技大会は有名。なお、スノーボーダーでソチオリンピック銀メダリストの竹内智香さんは、こちらが実家で、夏季は時間があれば、宿のお手伝いすることもあるとか。
こちらの宿は、温泉ばかりでなく、水が美味しいことでも有名です。敷地内には「湧駒水」と呼ばれる天然の湧き水があります。旭岳の地層で磨かれた天然の銘水で、すっきりとした軟水。口当たりがよくミネラル分がバランスよく含まれ、水温も年間を通して7℃と一定だそうです。
今年の夏は、こちらのお宿の近くに行く予定があります。何とか時間を見つけて、日帰り温泉だけでも楽しめたらと思っています。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、湯元湧駒荘さま(公式HP)よりお借りしました。