★昌の屋 寿都店(旧橋本与作本邸、土蔵)
福井県から江差に移住し、「仕込屋」という廻船問屋を興した橋本与作の住宅、土蔵。「仕込屋」とは、網元や漁師に品物や金銭を貸し、その代金を海産物などで返済してもらい、これを売るという商売方法で、橋本与作は明治初期に五百石積みの自家北前船を3艘も所有して莫大な利益を上げ、当時としては最高級の住宅建築を建てました。全体としては福井県の本家庄屋住宅を模しており、道外産の建材は集めるのに3年も掛かったとか。
こちら建物に関する記事は、またのちほど改めてUPする予定です。
改装されて蕎麦屋さんになっているのは、向かって左隣にある土蔵。こちらの土蔵は、本邸が建てられた当時のものではないため、旅館として改装された1914年(大正3年)あるいは1949年(昭和24年)の建築と考えられます。
お盆と言う時期でもあり、1時間くらいは待たされたかな。一人だったので文句も言わず、ひたすら呼ばれるのを待ちました。
ようやくメニューが廻ってきました。店内は、それほど混んでいないのだけど、スタッフのうち、調理している人は一人だけ。そりゃあ、待つわ。
カラッと揚がっていて美味しかったですよ。かなり待ったから、期待値が上がっちゃったのかも。蕎麦を食べるためだけに、ここまでドライブをしてもいいと思える蕎麦屋さんでした。
▢なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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