★ヨイチ場所請負人林家文書の世界①② クローズアップ展示1・2
北海道博物館、2024年4月12日(金)-6月13日(木)
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西蝦夷地ヨイチ場所(現在の余市郡周辺)の請負人を務めた林家は、もともとは現在の秋田県にかほ市象潟で廻船問屋を営んでいましたが、文化元年(1804年)ごろに松前城下に渡って、文政8年(1825年)からヨイチ場所の請負人となりました。江戸時代には松前に拠点を置きつつ余市で漁業経営を行っていましたが、明治時代以降は拠点そのものを余市に移しました。当館には、この林家ゆかりの古文書が多数所蔵されています。クローズアップ展示1では江戸時代のヨイチ場所の漁業、出稼ぎ漁民、アイヌの人たちの動きのほか、松前藩や江戸幕府のヨイチ支配の在り様がわかる文書資料、クローズアップ展示2では明治時代における余市での漁業の様子を示す文書資料を紹介いたします。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道博物館さま(HP)よりお借りしました。