★熊谷守一 画壇の仙人展
札幌三越、2023年11月7日(火)-11月13日(月)
(WEBサイト→)
熊谷守一(1880年-1977年)は岐阜県恵那郡(現在の中津川市)生まれ。1900年東京美術学校(現在の東京藝術大学)西洋画科に入学。1909年、文部省美術展覧会にて『蝋燭』が褒状を受けました。1967年には文化勲章を辞退し、世俗から離れて、終日自宅の庭の草花や花を眺め、97歳まで描き続けました。その姿は「画壇の仙人」「超俗の人」とも呼ばれました。
モリカズの作品は、その生活(人生)そのままに、自由で、伸びやかです。その作風は「モリカズ様式」と言われ、単純な形態と明快な色彩によって構成され、いまもって多くの美術ファンの心を捉えて離しません。本展では、貴重な生前のオリジナル版画や肉筆の水墨画を中心に、およそ30点を展覧いたします。