★流氷まんじゅう(稚内市、御菓子司小鹿)
立春は過ぎたとはいえ、北海道はまだまだ寒いです。オホーツク海には今年も流氷が押し寄せていますね。流氷、観たことありますか? ぼくは北海道在住50年になりますが、流氷が接岸したところを観たのは1度だけ。でもあれは、感動しますよ。人生観が変わります。流氷と言えば、網走市や紋別市が有名ですが、数年に一度は稚内市にも押し寄せるのです。それにヒントを得たのが、こちらのお土産ですね。
名前は「流氷まんじゅう」ですが、お饅頭ではないです。カステラ風のケーキ生地に、ホワイトチョコが塗ってあります。稚内と言えば海産物というイメージですが、こちらの商品は稚内市土産の定番として人気も高いのですよ。御菓子司小鹿さんは、1964年(昭和39年)の創業で、以来一番人気の銘菓だそうです。
材料は小麦粉、上白糖、鶏卵、牛乳。冷涼な気候で牧草を育てるのに適している宗谷地方は、知る人ぞ知る酪農地帯。放牧で伸び伸びと育った乳牛から生産される稚内牛乳を使用しているそうですよ。ダ・カーポの名曲『宗谷岬』に、そういえば「流氷とけて~(^^♪」というメロディーがありましたね。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、観るだけ美術部長がみずから撮影しました。