★熊谷守一 画壇の仙人展
札幌三越、2021年11月30日(火)ー12月6日(日)
(WEBサイト→)
熊谷守一は、1880年(明治12年)岐阜県恵那郡生まれ。1900年東京藝術学校(現在の東京藝術大学)を卒業。1967年には文化勲章を受けるもこれを辞退し、それ以後も世俗から離れ、一日中自宅の庭の草花や虫を眺め、97歳まで制作をつづけた「画壇の仙人」「超俗の人」でもありました。その人生は作品と同様、まさに自由であり、のびやかであったと言えるでしょう。熊谷守一の作風は「モリカズ様式」とも呼ばれ、単純な形態と色彩によって構成され、いまもって多くの美術ファンの心をとらえて離しません。本展では、貴重な生前のオリジナル版画をはじめ、水墨画など、およそ40点を展示いたします。