★上野憲男 展
釧路市立美術館、2021年9月28日(火)ー11月14日(日)
(WEBサイト→)
ブルーグレーを基調とした画面に、線や記号、文字を散りばめ浮遊させた独特の画面で知られる画家・上野憲男(1932年-2021年)。北海道天塩町に生まれ、5歳の頃札幌に移住し、19歳で単身上京。その年に自由美術展で初入選を果たしました。1990年代に「種子と惑星」によって強烈なオリジナリティーを確立すると、2000年代、従来のブルーグレーの画調と共に、赤、黄、緑、青、白、黒などの現職を大胆に駆使し、新鮮で生命感あふれるインパクトある展開を見せました。本展では、食作品からこれまで描き続けてきた油彩、水彩などをあわせておよそ60点を展示し、半世紀以上にわたる画家の制作活動を振り返ります。