青函トンネル(せいかんトンネル)は、青森県東津軽郡今別町浜名と、北海道上磯郡知内町湯の里を結ぶ、北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道トンネルです。
開業時から2009年まで、トンネルとして世界一の長さを誇っていました。津軽海峡の海底下約100mの地中を穿ち、設けられました。全長は53.85km。なお、青函ずい道と表記されていたこともあるほか、トンネル出入口の扁額には「青函隧道」と表記されています。
青函トンネルを含む区間は「海峡線」となっており、北海道函館市-青森県青森市間を結ぶ「津軽海峡線」の一部なのですが、企画段階から新幹線規格で建設されており、将来北海道新幹線も通ることが決定しています。トンネル内部には、「吉岡海底駅」と「竜飛海底駅」の2つの海底駅があるほか、トンネルの最深地点には青色と緑色の蛍光灯による目印があります。
2010年10月15日、スイス・アルプスを貫く約57キロの鉄道トンネル「ゴッタルドトンネル」が貫通し、世界最長の座を譲りました(しかし、世界最長の「海底トンネル」の座は、いまだ明け渡していません)。
★「青函トンネル」フレッシュアイペディア
★「ゴッタルド・ベーストンネル」フレッシュアイペディア
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