★ウルトラマン・アート!展
北海道立旭川美術館、2010年9月18日(土)-11月28日(日)
1966年(昭和41年)7月に放映が始まったTV番組『空想特撮シリーズ ウルトラマン』は、ウルトラマンのかっこよさや、次々と登場する怪獣達の魅力、特撮をフル活用したダイナミックな映像、娯楽性に加え、「正義と悪」「人間と怪獣の関係」についても考えさせるドラマなどが、子どもをテレビの前に釘付けにし、一大ブームを巻き起こしました。翌1967年(昭和42年)には、更に本格的なSFを目指したウルトラセブンが放映されました。これらは、現在まで続く巨大ヒーロー、怪獣、人間ドラマの原点となりました。
今回の展覧会では、ウルトラマンとウルトラセブンを、昭和40年代から現在に至る視覚文化の中で、大きな位置を占めるイメージ世界と捉えた上で、その原点(ウルトラマンや怪獣を描いたデザイナー、成田 亨の原画や実際の撮影に使用したマスク、記録写真)と、そこから生まれたもの(現在のフィギュアと美術)など、約400点が展示されます。
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
ぼくは、幼い頃は「ウルトラマン・シリーズ」で育ちました。「ウルトラマン」の頃は生まれていなく、物心のついたときには「ウルトラマン80」(1980年に放映されたから、この名前がついている)に熱狂していました。ウルトラマンそのものよりも、登場する怪獣たちが魅力的でした。『空想特撮シリーズ』の名前の通り、科学的な知的好奇心を呼び起こさせる内容でした(だから、初期のウルトラマンや、ウルトラセブンが、より魅力的なのです)。
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