★遠藤彰子 生生流転展
札幌芸術の森美術館、2024年4月6日(土)-6月16日(日)
(WEBサイト→)
神奈川県を拠点に活動する画家・遠藤彰子(1947年-)は、「人間の存在」や「いま生きている実感」といった普遍的なテーマを描き続けています。寄り集まる人びと、ひしめきあう建造物、芽吹き広がる植物や大樹など、多くのモチーフが画面いっぱいに描かれ、エネルギーに満ち溢れた作品世界を構築しています。500号を超える大作は、人びとの営みや自然の驚異が細部にまで丹念に描き込まれており、観る者を躍動的な物語の中へ引きこみます。
本展では、およそ80点の作品を通して、半世紀にわたる画業をたどります。身の回りの環境や出来事を題材にした初期の「楽園シリーズ」。画家として飛躍のきっかけになった「街シリーズ」、そして最大で3.3m×7.5mにも達する「大作シリーズ」を中心に、立体作品や新聞掲載小説の挿絵など、これまでの広範な活動の軌跡を一挙にご紹介いたします。
めくるめく物語が繰り広げられる遠藤彰子の作品をこの機会にぜひご覧ください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌芸術の森美術館さま(HP)よりお借りしました。