★阿部俊明 詩画展
東急札幌店、2010年8月12日(木)-8月18日(水)
阿部俊明(あべとしあき、1948年- )さんは、北海道中標津町生まれの画家です。 1995年、中標津町で「魚活」という鮮魚店を経営していた阿部さんは、軽自動車で中標津地方魚菜へ向かう途中、ダンプカーとすれ違いざま残雪にハンドルをとられ、側溝に転落。その衝撃で、頚椎損傷となり、首から下の身体機能を失いました。この事故で1年8ヶ月の入院をし、1996年11月に退院したのですが、後遺症が残りました。その後、筆を口にくわえ始め、身近にあった花などを描くようになりました。
2006年春、札幌に移住し、現在も制作活動を行っています。東急札幌店での個展を何度か開き、好評を博しています。
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
正直なところ、この阿部俊明先生という名前を、わたしは知りませんでした。同じような境遇の作家さんに、有名な星野富弘先生が居て、そちらは知っていましたが、阿部先生のことは知らず、いまになってみると恥ずかしい思いさえ持ちます。阿部先生の背負ってきた人生は、それはそれとして、ひとりの画家さんという視点で観るのも、鑑賞者としては正しい鑑賞の仕方なのかな、とも思います。鑑賞者も、いろいろな思いを持って観て欲しい展覧会ですね。
★東急札幌店、美術画廊(5F)
★オフィシャルブログ「生きる喜び絵筆にこめて」
★阿部俊明(Wikipedia)
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