「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[特別展][原画展]★吾峠呼世晴『鬼滅の刃』原画展

吾峠呼世晴鬼滅の刃』原画展)

吾峠呼世晴鬼滅の刃』原画展

 札幌東1丁目劇場施設、2024年4月19日(金)-6月23日(日)

(WEBサイト→)

www.kimetsuten-sapporo.com

www.stv.jp

 『週刊少年ジャンプ』2016年11月号より連載が開始された、漫画家・吾峠呼世晴さんによる『鬼滅の刃』。主人公・竈門炭治郎を中心に、人と鬼とが紡いだ切ない物語は鬼気迫る殺陣、時折描かれるコミカルなキャラクターたちが人気を呼び大ヒットとなりました。

 本展では、作者・吾峠呼世晴さんによる思いの詰まった直筆原画を多数展示するほか、連載終了後も注目を集める本作の魅力、世界観を余すところなくお伝えいたします。少年漫画の新たな象徴となった『鬼滅の刃』の原画展にご期待ください。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、『鬼滅の刃』公式HPさまよりお借りしました。

 

[版画展]★竹久夢二 甦る大正浪漫 版画展

竹久夢二 甦る大正浪漫 版画展

 札幌三越、2024年4月30日(火)-5月6日(月・振)

(WEBサイト→)

www.mitsukoshi.mistore.jp

 竹久夢二は1884年(明治26年)岡山県生まれ。1934年没。大正時代を代表する画家として一世を風靡しました。独特の憂いを秘めた「夢二式美人」と言われる独自の美人画で知られるその作品は、いまなお多くの人々を魅了し続けています。本展では、当時の貴重な木版画(初版)から、人気の復刻版画まで、およそ40点を展示・販売いたします。

 

[特別展]★星野道夫 悠久の時を旅する展

星野道夫 悠久の時を旅する展)

星野道夫 悠久の時を旅する展

 北海道立帯広美術館、2024年4月20日(土)-6月30日(日)

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 極北の地アラスカに暮らしながら、厳しくも美しい自然やそこに生きる人々を撮影し、目の前に現れ消えゆく物語を誠実な文章と共に残した写真家・星野道夫。彼は早くから北の自然に興味を抱き、20歳のときはじめてアラスカを訪れ、その後、写真家としての道を歩み始めます。

 本展では、「出会い」をテーマに、若き日に訪れたアラスカの村々の記録から、亡くなる直前まで撮影していたカムチャッカ半島での写真を、星野道夫本人の文章や、貴重な資料も交えてご紹介いたします。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

[企画展]★越境者 ジュル・パスキン展

f:id:mirudakeartclub:20201017092532j:plain

(ジュル・パスキン『放蕩息子』、1922年、北海道立近代美術館

★越境者 ジュル・パスキン展

 北海道立近代美術館、2024年3月23日(土)-6月16日(日)

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 ブルガリアに生まれ、ルーマニアに育ち、ウィーン、ブダペストミュンヘンで学び、パリに移住したジュル・パスキン(1885年-1930年)。その後アメリカ国籍を取得するなど、ジュル・パスキンは生涯にわたって様ざまな国々を越境し続けました。異国の地に自由を求め、貧しいものや、はみ出し者への共感をもって描いたエコール・ド・パリの作品を、彼の生涯に沿いながらたどります。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

[特別展]★遠藤彰子 生生流転展

(遠藤彰子『部屋』、1976年)

★遠藤彰子 生生流転展

 札幌芸術の森美術館、2024年4月6日(土)-6月16日(日)

(WEBサイト→)

artpark.or.jp

www.hbc.co.jp

 神奈川県を拠点に活動する画家・遠藤彰子(1947年-)は、「人間の存在」や「いま生きている実感」といった普遍的なテーマを描き続けています。寄り集まる人びと、ひしめきあう建造物、芽吹き広がる植物や大樹など、多くのモチーフが画面いっぱいに描かれ、エネルギーに満ち溢れた作品世界を構築しています。500号を超える大作は、人びとの営みや自然の驚異が細部にまで丹念に描き込まれており、観る者を躍動的な物語の中へ引きこみます。

(遠藤彰子『私の街』、1981年)

 本展では、およそ80点の作品を通して、半世紀にわたる画業をたどります。身の回りの環境や出来事を題材にした初期の「楽園シリーズ」。画家として飛躍のきっかけになった「街シリーズ」、そして最大で3.3m×7.5mにも達する「大作シリーズ」を中心に、立体作品や新聞掲載小説の挿絵など、これまでの広範な活動の軌跡を一挙にご紹介いたします。

 めくるめく物語が繰り広げられる遠藤彰子の作品をこの機会にぜひご覧ください。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌芸術の森美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

[講演会]★柴田あゆみ、大野恵「柴田あゆみ展 トークショー」

柴田あゆみ かみがみの森展)

柴田あゆみ、大野恵「柴田あゆみ展 トークショー

 札幌文化芸術交流センター、2024年4月28日(日)11:00

(WEBサイト→)

www.sapporo-community-plaza.jp

www.kamigamino-mori.com

 柴田あゆみさんは横浜市生まれ。2012年よりアメリカ・ニューヨークにて版画やミクストメディアを学び、2015年にはフランス・パリに移住します。現在は東京を活動拠点都市、切り絵アーティストとして制作を続けらていています。繊細な切り絵から、超大型作品まで、ずべて手作りで制作を行い、2022年に東京都現代美術館で開催された「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」の会場装飾を手掛けたほか、歌手・森山良子さんの「森山良子コンサートツアー My Story」の舞台美術を手掛けるなど、高い評価を受けています。

 本展は、命の営みや森羅万象を主題とした7勝のストーリー仕立てになっています。鑑賞者が包み込まれるような超大型作品から、小瓶に切り絵を修めた細密な作品まで、およそ60点を展示します。切り絵の超絶技巧と、光とレイヤーの新しい允円表現による幻想的な世界をお楽しみください。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌市文化芸術交流センターさま(HP)よりお借りしました。

 

[講演会]★(当館学芸員)「熊谷孝太郎と間世潜」

(間世潜『晩鐘』、1951年(昭和26年))

★(当館学芸員)「熊谷孝太郎と間世潜」

 北海道立函館美術館、2024年4月27日(土)14:00

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 大正後期から昭和初期にかけて、函館十字街を中心とした繁華街とそこに行き交う人びとの様子を集中的に取り続けた熊谷孝太郎(1893年-1955年)。函館近郊にあるトラピスチヌ修道院での生活を取材した写真を始め、舞台写真や人物写真などを撮影した間世潜(1904年-1959年)。本展では、函館ゆかりのふたりの写真家の作品をご紹介いたします。

(熊谷孝太郎『恵比須町電停前』、大正後期)

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

あしたはきょうよりもっといい日。