「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[常設展]★民族共生象徴空間「ウポポイ」開業記念展

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(民族共生象徴空間 ウポポイ)

★民族共生象徴空間「ウポポイ」開業記念展

 民族共生象徴空間「ウポポイ」、2020年7月12日(日)9:00-

(WEBサイト→)

ainu-upopoy.jp

 民族共生象徴空間ウポポイは、アイヌ文化の復興、復権に関するナショナルセンターとして、アイヌの歴史、文化の理解促進、将来に向けてアイヌ文化を継承し、新たなアイヌ文化の創造発展につながるための拠点として、北海道白老町のポロト湖畔を中心に整備されました。2021年東京オリンピックパラリンピック競技大会に先立ちオープンされます。

ainu-upopoy.jp

 北海道白老町に開業するウポポイは、先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした日本初、日本最北の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」のほか、「国立民族共生公園」「慰霊施設」などからなる施設で、アイヌ文化を発信するとともに、文化復興の中核的役割を担います。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、民族共生象徴空間ウポポイさま(HP)よりお借りしました。

[特別展]★せなけいこ展 『ねないこだれだ』誕生50周年記念

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せなけいこ展 『ねないこだれだ』誕生50周年記念)

せなけいこ展 『ねないこだれだ』誕生50周年記念

 北海道立文学館、2020年4月4日(土)6月2日(火)6月7日(日)7月26日(日)

(WEBサイト→)

www.h-bungaku.or.jp

 

 『ねないこだれだ』や『めがねうさぎ』の作者として知られる絵本作家のせなけいこ(1931-)は、1969年、子育てに奔走する中、37歳で絵本作家としてデビューしました。以来、おばけや妖怪、うさぎなどをモチーフに、貼り絵の手法を用いて生み出したシンプルながらも独創的な絵本は、世代を越え、多くの親子に読み継がれるロングセラーとなっています。
 本展では、代表作のひとつ『ねないこだれだ』の誕生50周年を記念し、絵本デビュー作の「いやだいやだの絵本」4冊シリーズをはじめとする絵本原画や貴重な資料など、約250点を出品。これまであまり知られていなかった、絵本作家デビュー前の幻燈や紙芝居の仕事もひもとき、せなけいこの創作の全貌を紹介します。会場には絵本コーナーや楽しい仕掛けもご用意し、小さなお子さんにも楽しんでいただける展覧会です。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

[企画展]★灰場武雄 トンコリ展 クローズアップ展示4

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(灰場武雄 トンコリ展 クローズアップ展示4)

 

★灰場武雄 トンコリ展 クローズアップ展示4

 北海道博物館、2020年4月11日(土)-8月10日(月・祝)

(WEBサイト→)

www.hm.pref.hokkaido.lg.jp

 

 アイヌの伝統的な楽器のひとつとされるトンコリ(五弦琴)は、現在では幅広い地域や年代の人によって演奏されていますが、古くは樺太(現在のサハリン)や北海道の北端部で主に伝承されてきたと言われています。灰場武雄さんは樺太に暮らしていたころからトンコリを制作していたと言われ、弾き手から定評のある楽器を作ることのできた人でした。本展では、灰場武雄さんの作と言われる3台のトンコリを展示します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道博物館さま(HP)よりお借りしました。

[特別展]★神田日勝回顧展 大地への筆触 ここで生きる 前期

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神田日勝 大地への筆触展)

神田日勝回顧展 大地への筆触 ここで生きる 前期

 神田日勝記念美術館、2020年7月11日(土)-8月10日(月・祝)

(WEBサイト→)

kandanissho.com

 北の大地で農民として生きながら、絵を描くことに短い命を燃やした孤高の画家、神田日勝。彼の遺した作品は、いまなおその輝きを失わず、多くの人の心をとらえています。2020年は、神田日勝が32年の短い生涯を閉じてからちょうど50年。その没後50年を記念して開催される本展は、本格的な回顧展としてはじつに42年ぶりのものであり、東京・鹿追・札幌の3会場に巡回します。

kandanissho2020.jp

 本展では、神田日勝の代表作を網羅すると共に、最新の研究成果を盛り込みながら、彼が影響を受けた同時代作家の作品も展示します。地方の農村にいながらにして、同時代美術に鋭敏に反応していた、知られざる神田日勝の魅力についてお伝えします。

 巡回展第2会場となる鹿追展では、会期を前期と後期に分け、一部作品を入れ替えながらお楽しみいただけます。

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神田日勝 『馬(絶筆・未完)』、1970年、神田日勝記念美術館)

 生きることと、描くこと。それらが一つであった画家、神田日勝の世界を心ゆくまでご堪能ください。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、神田日勝記念美術館さま(HP)よりお借りしました。

[講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 岩橋英遠『道産子追憶之巻』展」

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(岩橋英遠『道産子追憶之巻』(部分)、1978-82年、北海道立近代美術館

★(当館学芸員)「見どころ解説 岩橋英遠『道産子追憶之巻』展」

 北海道立函館美術館、2020年8月2日(日)14:00

(WEBサイト→)

www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp

 

  岩橋英遠《道産子追憶之巻》は、北海道の自然と人々の営みを、季節の移り変わりと一日の時間の流れに重ねて描いた、全長29mの絵巻です。横山大観片岡球子らの作品とともにご覧ください。あわせて、網走出身の日本画の新鋭・葛西由香さんの作品をご紹介します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。

[企画展]★近代文書を読む② 林家文書 クローズアップ展示1

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(近代文書を読む② 林家文書 クローズアップ展示1)

 

★近代文書を読む② 林家文書 クローズアップ展示1

 北海道博物館、2020年6月12日(金)-8月13日(木)

(WEBサイト→)

www.hm.pref.hokkaido.lg.jp

 

 林家は、1869年(明治2年)に場所請負制度が廃止されるまで、ほぼ半世紀にわたって、ヨイチ(余市)場所の請負人を務めた家柄です。林家資料は、全体で1,100件以上に及ぶ一大コレクションです。江戸時代の松前蝦夷地の経済、支配の仕組み、とりわけ場所請負制度のもとでのアイヌ社会の様子を探ることができる資料群です。本展では、その一部をご紹介します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道博物館さま(HP)よりお借りしました。

 

 

[企画展]★平賀サダ 伝承者が生きた近現代 クローズアップ展示3

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(平賀サダ 伝承者が生きた近現代 クローズアップ展示3)

★平賀サダ 伝承者が生きた近現代 クローズアップ展示3

 北海道博物館、2020年4月11日(土)-8月13日(木)

(WEBサイト→)

www.hm.pref.hokkaido.lg.jp

 

 日高町に生まれ育った平賀サダさん(1895年ごろ-1972年)は、北海道日高地方の沙流川下流域のアイヌ語や伝統文化をよく知る伝承者として、多くの研究者に協力しました。単なる語り手としてだけでなく、他の人が語った物語の翻訳に協力するなど、研究者に多くのことを教え、支えた人でもあります。その平賀サダさんの歩みをたどると、近現代のアイヌの暮らしや、アイヌ語の調査や記録の歴史も見えてきます。ここでは、残された録音やゆかりの人びととの関わりを通して、平賀サダさんの足跡を紹介します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道博物館さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。