「観るだけ美術部」部長のブログ

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[公募展]★第93回 道展

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(高橋潤 『光子の行方』)

★第93回 道展
 札幌市民ギャラリー、2018年10月18日(水)-11月4日(日)
(WEBサイト→)http://www.sapporo-shimin-gallery.jp/

 明治末期から大正時代にかけての北海道の美術の黎明期に、各地に美術を志す青年たちの活動が生まれ、北海道における大きな美術団体結成の気運が高まりました。
 1925年(大正14年)秋、「北海道における美術の向上と普及をはかる」ことを目的とした北海道美術協会が、日本画6名、洋画25名、計31名の創立会員のもとに結成されました。そして同年10月、札幌市中島公園の農業館を会場にして、北海道初の美術公募展となる第1回展が開催されました。これが、現在の「道展」の始まりです。以後、同会は、北海道美術活動の中心となって順調に発展を続け、多くの美術家を輩出し、愛好者を広め、北海道の美術文化の向上に貢献してきました。
 戦後の混乱期は、さまざまな困難に遭遇しましたが、改組・再建に着手し、本展のみならず、全道各市町村への移動展や、新人展を始めとする多くの企画事業を行い、活性化に努めました。以後、内容の充実と、時代に沿った機構の改革を重ね、地域に根ざした東京以北最大の美術公募団体として、発展するに至りました。
 現在、日本画、洋画、水彩、版画、彫刻、工芸の6部門を擁しています。道民から「道展」として親しまれ、新人の登竜門として、また、美術愛好家の鑑賞の場として、芸術の秋を彩ってくれます。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、釧路市立美術館さま(HP)よりお借りしました。
 
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