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[特別展]★「手仕事の日本」と、民藝の思想 柳宗悦、暮らしの中の美を綴る 展

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★「手仕事の日本」と、民藝の思想 柳宗悦、暮らしの中の美を綴る 展
 北海道立文学館、2017年2月4日(土)-3月26日(日)

 「民藝(民衆的工藝)」とは柳宗悦が生み出した言葉で、名も無き職人が民衆のためにつくった、「健全な美」をそなえる暮らしの道具をあらわします。西洋化・機械化が進み、各地の伝統技術が急速に廃れた大正・ 昭和の時代、柳は手仕事による工芸品の美 しさを訴える著作を多数発表し、民藝運動を 全国に巻き起こしました。
 中でも『手仕事の日本』(1948年)は初めて民藝に触れる青少年のために書かれた案内記で、柳が全国の工芸品を鋭くも愛情深く 見つめ続けた約20年の調査の集大成と言えます。本展では柳が綴った文章とともに旅をするように、今も伝統が続く手仕事の品々をご覧いただきます。ほかにも、同世代の文学者との交流を深めた文芸雑誌『白樺』掲載の批評文、民藝思想を世に問うた数々の著作、晩年の心境を端的にうたった「心偈」、さらには民藝運動に賛同した棟方志功や芹 沢銈介の作品も展示いたします。
 日本近代思想史に確かな足跡を残した民藝思想。「民藝」という言葉が生まれて90年が経った今、柳を夢中にさせた手仕事の品と彼のユニークな思想の発展をたどり、民藝思想が今に至るまで人々を魅了し続けている理由を探ります。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

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