★『森の人 デルス・ウザーラ』原画展
北海道立文学館、２０１４年１０月７日（火）－１２月２８日（日）
『デルス・ウザーラ』は、ロシアの探検家アルセーニエフによって書かれた、２０世紀初頭のロシア極東地方の探検記です。探検の案内役をつとめたナナイ（北方少数民族）の老人デルス・ウザーラの生き方は、多くの読者に感動を与え、文豪・ゴーリキーにも賞賛されました。 日本でも、函館出身の作家・長谷川四郎によって翻訳され、黒澤明監督が映画化しています。
パヴリーシンの筆によって、細やかな描線、美い色彩で紡がれる北方の動植物は、アルセーニエフとデルス・ウザーラの旅をドラマチックに彩ります。当館での展示は、２００６年の「『デルス・ウザーラ』絵物語展」以来となります。ぜひ、この機会に美しい絵物語をご覧ください。
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