(山本二三 『もののけ姫「シシ神の森(2)」』、 1997年)
★山本二三 「山本二三展 トークショー、デモンストレーション」
北海道立帯広美術館、2013年9月7日(土) 11:00(トークショー)、15:00(デモンストレーション)
1953年、五島列島の福江島(長崎県五島市)に生まれた山本二三さんは、中学卒業とともに故郷を離れ、岐阜県の工業高校で建築と絵画を学びました。その後、アニメーション美術の道を志して上京し、美術専門の学校をへて、背景画の仕事を手がけるようになりました。1978年、24歳でテレビシリーズ『未来少年コナン』の美術監督に抜擢されてからは、劇場版『じゃりン子チエ』(1981年・高畑勲監督)、『天空の城ラピュタ』(1986年・宮崎駿監督)、『火垂るの墓』(1988年・高畑勲監督)、『もののけ姫』(1997年・宮崎駿監督)、『時をかける少女』(2006年・細田守監督)といった数々の名作にたずさわり、日本のアニメーション界を牽引する存在として今日まで活躍をつづけています。
入念な取材と丁寧なスケッチにもとづくその背景画は、それ自体、絵画としての味わいをそなえるとともに、アニメーションのなかでキャラクターと物語が生きるためのかけがえのない舞台にもなっています。本展では、そうした山本二三による背景原画やイメージボードなど約180点を一堂にご紹介し、詩情ゆたかな作品世界の魅力に迫ります。どうぞご期待ください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。
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