「観るだけ美術部」部長のブログ

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[特別展]★佐藤忠良と笹戸千津子 帽子とチコー展

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佐藤忠良 『カンカン帽』、1975年、旭川市彫刻美術館)
 
佐藤忠良と笹戸千津子 帽子とチコー展
 旭川ステーションギャラリー、2012年8月10日(金)-10月14日(日)
 
 戦後の具象彫刻を代表する彫刻家で2011年(平成23年)に逝去した佐藤忠良と、佐藤忠良のモデルを務めながら長年一緒に創作活動を行ってきた笹戸千津子は、いずれも旭川市民にとって縁の深い彫刻家です。2人の作品は野外彫刻として平和通買物公園旭川信用金庫本店前、永隆橋などで行き交う市民の目を楽しませているほか、いずれも中原悌二郎賞受賞作家として旭川市彫刻美術館で作品を収蔵・展示し、来館者に親しまれてきました。
 佐藤忠良が第6回中原悌二郎賞を受賞した『カンカン帽』は、笹戸千津子のつぶれたパナマ帽の形に興味を惹かれて彼女をモデルとして制作した作品であり、旭川市大雪クリスタルホールに展示している『帽子・立像』とともに「帽子シリーズ」と呼ばれる高い評価を得ている一連の作品の一つです。
 佐藤忠良から「チコ」という愛称で呼ばれた笹戸千津子は、東京造形大学の第一期生として佐藤忠良に師事し、同大を卒業後は佐藤忠良のアトリエで自身も創作活動を行い、現代に生きる女性の姿を瑞々しくたおやかに表現した女性像や、無垢で純真な仕草を捉えた子どもの像などを制作してきました。
 本展では笹戸千津子がモデルとなった佐藤忠良の「帽子シリーズ」の作品と笹戸千津子の女性像によって、師弟関係にある優れた2人の彫刻による人間像を紹介します。
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、旭川市彫刻美術館さま(HP)よりお借りしました。
 
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