東急さっぽろ店、2012年9月13日(木)-9月26日(水)
平山画伯ほど、壮大なスケールの風景と悠久の時間を描こうとした日本画家はいません。1960年代、自らの画風を模索していた画伯が、誰も挑んだことのないテーマとして発見したのがシルクロードでした。以来40年にわたって、現地を100回以上も訪れ、シルクロードを描き続けました。画伯の作品は大胆な線画と豪華絢爛な金泥、天然の岩絵具の持つ美しい発色によって構成されています。図面は蜃気楼の中に居るような空気感に包まれ、素朴で奇をてらわない構図はその魅力がストレートに伝わってきます。没後3年を経て、いまなお輝きを増している平山作品の魅力を余すところなく展示いたします。
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