★片岡球子と、女流作家版画展
札幌三越、２０１２年６月１２日（火）－６月１８日（月）
片岡球子画伯は、言わずと知れた、北海道を代表する日本画の巨匠です。１９０５年札幌市生まれ。北海道庁立札幌高等女学校（現在の札幌北高）を卒業後、画家を目指して女子美術専門学校（現在の女子美術大学）へ進学。卒業後は、小学校の教員を勤めながら画業を進め、展覧会に出品し続けましたが、落選を繰り返したため、「落選の神様」とまで言われたそうです。１９５２年日本美術院同人推挙、１９６６年愛知県立芸術大学主任教授。１９８２年日本美術院会員。１９８６年文化功労者。１９８９年に文化勲章を受章されています。１０３歳で逝去されるまで、「描きたいものを、描きたいように描く」という信念で、独自の画風を貫き、日本画壇に大きな足跡を残しました。本展では、最新のリトグラフ版画を中心に、代表的な版画作品を一堂に集めて展覧します。本展では、合わせて上村松園、小倉遊亀の文化勲章授章作家をはじめ、草間弥生、三岸節子らの版画作品も一堂に展覧します。
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