「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[油彩画]★豊島博男 コレクション頒布展

★豊島博男 コレクション頒布展
 すすきのラフィラ、2012年2月2日(木)-2月13日(月)
(WEBサイト→)http://hgarou.studio-web.net/
 
 画廊巡りや絵画収集が趣味で、いつも「ニコニコ顔」が印象的で多くの方に愛された故・豊島博男氏。サラリーマンでありながら1,000点以上のコレクションには並々ならぬ努力がありました。絵画収集のため、質素な生活を心がけ、昼食代を節約し乾パンなどで過ごし、北海道の美術史に残る貴重な絵画を長い間コツコツと収集してきました。また、絵画収集の他にも趣味は多彩でしたが、特に俳句と短歌をこよなく愛し、ひとり自室にこもり深夜まで勉強されていたそうです。今回、こちらの豊島コレクション1,000点の作品より、厳選した作品を展示いたします。ご子息の依頼により、出来るだけ多くの方々に作品をお譲りしたいということなので、一般の方たちがお求めやすいよう特別価格にて頒布いたします。
 
■ご子息より「父の思い出」
 父は釧路と旭川の所長時代は、春から秋にかけては昼食に乾パンと牛乳、冬は餅と牛乳で済ませていた。周りの職員たちから「奥さんから相応の小遣いをもらってないのでは」と陰口を言われるほど、絵画を買うために節約にいそしんだ。
 退職後はより一層趣味に没頭し、週に2・3回は1日に5軒の画廊を巡り、画廊主人と話が弾むと、家に帰らず、母が心配していたことを思い出す。その頃も節約のため、昼食は必ず自宅に食べに帰った。父は昔から蕎麦が大好きであったが、外食を我慢していた。年に2、3度は外で蕎麦を食べたそうだが、それも盛り蕎麦一枚であったらしい。また、酒も煙草もやらず、身の丈にあった生活を心がけていた。親の背中を見て育った私たち姉弟も背伸びをせず、慎ましく生活をしている。このことについては、両親にいまも感謝している。
 
■個人のコレクションが、これほどの質と規模で出てくるというのは、稀なことです。ぜひ、足を運んでみてください。部長お勧めの頒布会です!
 
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