(ジュル・パスキン 『三人の裸婦』 1930年、道立近代美術館収蔵)
★シャガール、パスキンとエコール・ド・パリの綺羅(きら)星たち展
道立旭川美術館、2011年9月16日(金)-11月13日(日)
近代都市文化が花開く20世紀初頭のパリ。ヨーロッパ各地はもとより、遠くアメリカや日本など世界中から若い美術家たちがこの地を訪れ、多彩な作品を生み出しました。なかでも、パスキンやシャガール、藤田嗣治、ユトリロ、ローランサンら、一群の画家たちは「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれています。彼らは、自由かつ享楽に満ちた雰囲気の中で、哀愁と叙情が漂うこの街とそこに生きる人々の姿を描きました。具象を基盤としたその表現は、フォーヴィスム(野獣派)やキュビスム(立体派)をはじめとする前衛美術の影響をみせながらも、それぞれの資質に結びついた個性的な展開を示します。彼らの旺盛な制作活動、そして祝祭的な生活のさまは、1920年代、芸術の都パリの画壇を豊かに彩ったのです。
この展覧会では札幌にある北海道立近代美術館が所蔵するエコール・ド・パリ・コレクションから、裸婦や少女を哀愁の中でとらえたパスキン、愛と喜びの恋人たちを幻想的に描いたシャガールをはじめ、ヴラマンクや藤田嗣治、キスリング、ローランサン、モディリアーニ、ルオー、ユトリロなど15作家の油彩、水彩・素描、版画105作品により、エコール・ド・パリの精華をご紹介します。
この展覧会では札幌にある北海道立近代美術館が所蔵するエコール・ド・パリ・コレクションから、裸婦や少女を哀愁の中でとらえたパスキン、愛と喜びの恋人たちを幻想的に描いたシャガールをはじめ、ヴラマンクや藤田嗣治、キスリング、ローランサン、モディリアーニ、ルオー、ユトリロなど15作家の油彩、水彩・素描、版画105作品により、エコール・ド・パリの精華をご紹介します。
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