★アートのなかの朝・昼・夜 時間と光のうつろい展
北海道立旭川美術館、2024年4月27日(土)-6月23日(日)
(WEBサイト→)
美術の世界では、目に見えない時間を様ざまな手法で視覚化することが試みられてきました。目の前の景色を画面に描き留めた風景画は、その一例として挙げられています。また、そうさくするうえで重要な要素となるのが、光の表現です。作家たちは時間と共にうつろい、色や形を変える光をつぶさに観察し、表現に取り入れています。作品を鑑賞するということは、そのなかに流れる時間や光を味わうことだと言えるかもしれません。
本展は、所蔵作品のなかから、上野憲男による浅野静謐な空気を描いた絵画や、丹野則雄による芽吹く瞬間を表現した木工作品、東谷武美による氷の融ける様を日食に見立てた版画など、時間や光のうつろいをモチーフとした作品を中心に「朝」から「昼」そして「夜」へと移り行く構成でご紹介いたします。作品のなかに流れる時間と光のうつろいをお楽しみください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。