「観るだけ美術部」部長のブログ

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[企画展]★もっと知りたい 三岸アトリエ展

(竣工当時の三岸アトリエ)

★もっと知りたい 三岸アトリエ展

 北海道立三岸好太郎美術館、2023年10月7日(土)-12月5日(火)

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 三岸好太郎が、最晩年にエネルギーを傾け、竣工を心待ちにしていた「三岸アトリエ」。三岸好太郎自身が構想し、バウハウスに学んだ建築家・山脇巌が設計して、1934年(昭和9年)に竣工した建築物です。しかし、三岸好太郎は同年7月、旅先の名古屋で急逝しており、アトリエの完成を目の当たりにすることはできませんでした。妻であった三岸節子は、「三岸好太郎作品遺作展覧会」をこのアトリエで開催。以後三岸節子はこの建築を住居兼アトリエとして、家族と共に30年ほど暮らしました。このアトリエは1958年(昭和33年)に改築され、現在では三岸好太郎・節子の孫である山本愛子さんと、ひ孫で「アトリエM」代表の山本潤さんが保存・管理を担っています。2014年(平成26年)には、「施主の感性とバウハウスで学んだ設計者の理念が具現化された、都内でも希少な戦前の木造モダニズム建築」として、また現存する国内最古の木造モダニズム建築として極めて貴重なものとされ、国の登録有形文化財となっています。本展では、三岸好太郎が夢見たモダンな空間を、写真や動画、三岸好太郎自身によるデザイン画や資料により、ご覧いただきます。

三岸好太郎 再発見!展)

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立三岸好太郎美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

 

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