「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[版画展]★20世紀美術の巨匠たち 展

★20世紀美術の巨匠たち 展

 札幌三越、2021年1月2日(土)-1月11日(月・祝)

(WEBサイト→)

https://www.mitsukoshi.mistore.jp/sapporo/shops/art/gallery/shopnews_list/shopnews025.html

 

 20世紀最大の芸術家パブロ・ピカソ(1881年-1973年)は近代美術において造形革命とも言えるような変革をもたらしました。絵画、彫刻、陶芸など様ざまなジャンルで功績を残し、常に時代の先端を走り続けました。その生涯において制作された作品は、版画だけでもおよそ2000点と言われています。ロシア生まれのユダヤ人画家マルク・シャガール(1887年-1985年)は、20世紀美術の中心的な画家でした。キュビズムやシュルレアリズムの影響を受けながら、愛と幻想に満ちた独自の世界観を確立しました。明治半ばに日本で生まれた藤田嗣治(1886年-1968年)は、人生の大半をパリで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して、欧州の土となったエコール・ド・パリを代表する世界的に有名な日本人作家です。乳白色の裸婦や猫や少女たちは、いまもなお世界中の人々を魅了しています。モーリス・ユトリロ(1883年-1955年)は、古きよきパリの寺院や広場、小路など、身近なパリの風景を描いた作家で、静けさと独特の詩情が印象的です。本展では、20世紀初頭にかけて芸術の都、フランス・パリで活躍した、パブロ・ピカソ藤田嗣治、モーリス・ユトリロなど、エコール・ド・パリの巨匠たちによる版画作品を一堂に展覧いたします。

あしたはきょうよりもっといい日。