「観るだけ美術部」部長のブログ

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[企画展]★小川原 脩 世界へ向かう シュルレアリズムと美術展

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(小川原脩 世界へ向かう シュルレアリズムと美術展)

 

★小川原 脩 世界へ向かう シュルレアリズムと美術展

 小川原脩記念美術館、2020年10月3日(土)-2021年1月11日(月・祝)

(WEBサイト→)

www.town.kutchan.hokkaido.jp

 小川原脩は1935年に東京美術学校(現在の東京藝術大学)を卒業したのちも東京にとどまり、アカデミックな美術への疑問と苦悩の末、シュルレアリズム(超現実主義)絵画の旗手・福沢一郎と出会います。前衛的な絵画に取り組む画家たちとの交流を経て「エコール・ド・東京」などへの参加、そして「美術文化協会」の結成に加わります。

 日本独自の展開を見せるシュルレアリズムの芸術運動のなか、盛んに実験的手法に取り組んだ形跡を見せるスケッチブック、構想の試行錯誤を示すペン画などからは、若き画家・小川原脩の創作への熱意が伝わってきます。一方、戦時体制が強まる中で自由な創作活動は制限され、多くの作家が戦争協力を求められる時代でもありました。本展では、本格的にシュルレアリズム芸術運動に身を投じた1937年から、戦争へと傾斜する時代を背景とした創作の変容が現れる激動の時代をクローズアップします。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、小川原脩記念美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

 

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