「観るだけ美術部」部長のブログ

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[常設展]★『キリストの生涯』『聖母マリアの生涯』 展(常設展示)

★『キリストの生涯』『聖母マリアの生涯』 展(常設展示)

 小樽芸術村(旧三井銀行小樽支店館内)、常設展示

(WEBサイト→)

https://www.nitorihd.co.jp/otaru-art-base/information/

 

 2019年5月21 日(火)放送の「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)にて取得したフランスのステンドグラスを、小樽芸術村内の旧三井銀行小樽支店にて展示中です。本作は、フランスの名工アドルフ・ナポレオン・ディドロン工房によって19世紀後半に制作され、かつて教会の窓を飾っていたステンドグラスです。9本の高窓による荘厳な聖書の世界は、歴史的建造物の中で光り輝き、圧倒的な存在感を放ちます。

 小樽芸術村では他にも、ステンドグラス美術館にてイギリスのステンドグラス、似鳥美術館にてルイス・C・ティファニーのステンドグラスがご覧いただけます。お越しの際には、ぜひ三館のステンドグラスを見くらべてお楽しみください。

 

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(『キリストの生涯』『聖母マリアの生涯』 1865 年~1870 年頃、フランス、アドルフ・ナポレオン・ディドロン工房)

★部長の解説「『キリストの生涯』『聖母マリアの生涯』 1865 年~1870 年頃、フランス、アドルフ・ナポレオン・ディドロン工房」
 カトリック女子修道会「聖心会」の創立者、マドレーヌ=ソフィー・バラ(聖マグダレナ・ソフィア・バラ、1779年~1865年) を讃えて献堂されたベルギーのソフィー・バラ教会の窓を飾っていた。しかし1994 年、その聖堂は取り壊されることになり、取り外され日本へやってきた。 聖書に書かれている「キリストの生涯」「聖母マリアの生涯」をテーマとした場面が光の紙芝居のように展開し、 聖書にふれる機会の少なかった人々も視覚的に物語を理解できるよう、分かりやすい表現と明るい色調で構成されている。 フランスにおけるステンドグラスの最盛期だった13世紀の技法に、新しい表現を加えて制作された逸品。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、小樽芸術村さま(HP)よりお借りしました。

 

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