★北海道の緑 佐藤進・佐藤道雄と一水会の画家たち展
市立小樽美術館、2019年7月20日(土)-9月16日(月・祝)
(WEBサイト→)
http://otarubij-kyoryoku.com/exhibition-cate/now/
北海道の自然が描かれるとき、多くの場合、厳しい冬の風景や荘厳な雪山等がその対象とされます。しかし、夏の北海道の清々しい空気も唯一無二のもので、多くの北海道出身の画家によって愛され、描かれてきました。
士別市出身の佐藤進は、教員として働く傍ら水彩画に出会い、その後長く教職と画業を両立しました。日中の野外制作で紙に写し取られた青々とした自然とその空気は、今も多くの人から愛されています。また、小樽出身の風景画家・中村善策とは水彩画を始めた当初から交流を持ち、同じ一水会の風景画家の先輩として尊敬の念を抱いていました。野外制作という信条は息子・道雄にも受け継がれます。父とは異なり油彩画を描く道雄は、緑の中で制作することで身近な自然の雄大さを精緻なタッチでキャンパスに落とし込んでいます。
本展は、佐藤進・道雄親子を中心に、同じく一水会所属の画家・教員をしていた水彩画家が北海道各地の「緑」を描いた作品を展覧するものです。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、市立小樽美術館さま(HP)よりお借りしました。
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