富良野文化会館、2010年10月22日(金)-10月24日(日)
江戸時代の測量家伊能忠敬(1745-1818年)による日本地図『伊能大図』の道内分の複製を公開するフロア展です。国土地理院から借りた沿岸部の地図をつなげ、北海道図(18m×14m)を作成しました。また、現代の富良野地方を空撮した四季の鳥瞰図(ちょうかんず)の展示などもあります。10月23日(土)13:30からは、古地図研究家の高木崇世芝(たかよし)さんの講演もあります。
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
アメリカ議会図書館で、伊能忠敬が作成した『伊能大図』の複製図4枚が発見されたのは2001年(平成13年)のことでした。その当時、この発見は大きな驚きとして取り上げられました。この4枚が発見されたことで、伊能忠敬が江戸後期に作成した全図『日本大図』を、すべて繋ぎ合わせることができるようになったからです。3年後の2004年(平成16年)、釧路で全国でどこよりも早く『伊能大図』のフロア展が開催されました。観に行ったときの興奮は、いまでも忘れられません。
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