★旧仁宇布駅(旧美幸線)
旧仁宇布駅(にうぷえき)は、北海道中川郡美深町字仁宇布にあった美幸線の終着駅でした。美幸線は「日本一の赤字路線」として有名でしたが、同線の廃線に伴い、この駅も廃駅となりました。プレハブ平屋建ての駅舎がある有人駅でした。
当初から路線の延長が計画されていたため、列車交換が可能な島式ホーム1面2線を備え、貨物用の側線もありました。駅舎は既に壊されているのですが、ホームや線路はそのまま残されており、駅前には記念碑と車輪が残されています。 国鉄583系電車の中間車両がホームに置かれています(但し、状態はよくないようです)。 旧仁宇布駅から一部の廃線跡は、美深町のNPO法人「トロッコ王国美深」によって、1998年(平成10年)から、エンジン付きの保線用軌道自転車の運転体験ができるトロッコ王国に転用されています。
レールはトロッコ自転車が走れるくらいに整備されているので、保存状態はたいへんよいです。いますぐにでも、車両が走れそうなくらいです。 川を渡ったり、森を抜けたり、とても楽しそうですよ。
余談。この付近の農場は、村上春樹『羊をめぐる冒険』のモデルのひとつではないかといわれています。くわしくは、こちら(↓)を参照してください♪↓いつも1クリック、ありがとうございます。やっと週末ですね、嬉しいです!