「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[鉄道遺産]★浦幌駅 ランプ小屋(鉄道遺産63)

浦幌駅 ランプ小屋(根室本線
 浦幌駅(うらほろえき)は、十勝郡浦幌町本町にある根室本線です。特急「スーパーおおぞら」の早朝(4号)・夜間(13号)の1往復が停車します。2面2線の相対式ホームの地上駅。列車の発着は、上下線とも、基本的に、本線である駅舎側の1番線を使用し、2番線は、列車交換の場合にのみ使用されるらしいです。
 根室本線は、池田から太平洋に向かって南下するのですが、新吉野を出たところで不自然に向きを変えて北進し、山の中へ向かっていきます。これは、当初根室本線が、十勝川河口にあった「大津村」を避けるためだと言われています。大津村は、明治30年代まで、十勝の開拓の拠点として繁栄した大きな港町でした。昭和30年に、浦幌町、豊頃村、大樹町の3町村へ、分割吸収合併という、全国まれに見る形で消滅したという歴史があります。明治から大正期にかけての大火で、史料はほとんど残っておらず、どうしてそのような歴史を辿ったのかは、十勝史上最大のミステリーだとか。
 さて。駅舎主屋は1978年(昭和53年)に改築されたもので、見るべきものは無いのですが、ホーム上には、1903年(明治36年)に建てられた貴重なランプ小屋(危険品庫)が残されています。十勝周辺では、ここと、十弗駅にしか現存していません。煉瓦積みの重厚な建物で、廻りの雰囲気に似合わず、堂々とした存在感を示しています。
 
↓いつも1クリック、ありがとうございます。暑い暑い暑い暑い・・
¤ˤۤó\֥�¼ Èþ½ѥ֥� ³¡¯²è¤Ø(ʸ»ú¤򥯥ê\å¯)
あしたはきょうよりもっといい日。