「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[鉄道遺産]★浦河駅 駅舎主屋(鉄道遺産57)

 浦河駅(うらかわえき)は、浦河郡浦河町昌平町駅通にある日高本線の駅。かつては急行「えりも」が停車していました。日高振興局(旧支庁)の所在地で、浦河町の代表駅でもあります。単式ホーム1面1線と、側線とを持つ地上駅で、かつては相対式ホーム2面2線をもっていたのですが、現在では、ホーム1面と線路1線とが撤去されています。
 駅舎主屋は国鉄時代からのもので、おそらく開業当時、1935年(昭和10年)のものを改修しながら使用しています。日高本線の駅舎は、近年改築されたものがほとんどで、こうして従来の建物が日高本線で残っているのは、とても貴重な存在です。屋根が2段構造になっていて、正面側はひさしのようになっているのは、同時代のほかの駅舎にも見られる様式です。日高振興局(旧支庁)がある駅としては、随分小さい駅舎だという印象を受けました。かつては、もっと大きかったようですが、国鉄最後のダイヤ改正で、半分が撤去されて、現在の規模になったようです。
 駅構内の雰囲気は風格があります。列車が到着すると、駅員が迎えてくれます。しかし、札幌に出張に行く人たちは、ほとんどが高速バスの「ペガサス号」を利用していると聞きます。浦河駅無人駅になる日も近いかもしれません。駅前は小奇麗に整備されており、この駅舎だけが、時間が止まったかのようにぽつんと残っています。
 
↓いつも1クリック、ありがとうございます。日高本線も、なかなか全線乗車できませんね。
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あしたはきょうよりもっといい日。