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[特別展]★木田金次郎 コレクション再結集 近美・道銀・芸美コレクションとともに展

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★木田金次郎 コレクション再結集 近美・道銀・芸美コレクションとともに展
 木田金次郎美術館、2018年7月5日(木)-11月4日(日)

 木田金次郎作品の主要なコレクションは、札幌市内に複数存在します。そのひとつに、北海道立近代美術館のコレクションが挙げられます。これは木田文子夫人が、木田の没後、二十三回忌にあたる1984(昭和19)年に、北海道に寄贈したものを中心に、木田の主要な作品が数多く含まれるコレクションです。
 また、戦後の木田を支援し続けてきた、島本融が初代頭取を務めた北海道銀行にも、約20点に及ぶ木田のコレクションがあるほか、島本が所蔵していた作品もまた、北海道立近代美術館の木田コレクションを形成しています。
 さらに、札幌芸術の森美術館にも、個人コレクションから寄贈された木田作品が収蔵されています。これらの作品は、それぞれ木田金次郎美術館で展示されたことはありますが、一同に展示される機会は、過去にありませんでした。

 2018年は、木田が主人公のモデルとなった有島武郎の小説『生れ出づる悩み』の出版100年の節目にあたります。これを記念して、木田金次郎美術館のコレクションのおよそ半数が、東京(府中市美術館)や札幌(JRタワー・プラニスホール)・ニセコ(有島記念館)へ巡回展示されます。
 木田金次郎美術館では、岩内でその留守を守るコレクションと、札幌の優れたコレクションを再結集させ、制作現場である岩内で、完成度の高い作品群をご覧いただきます。
 故郷に「里帰り」した木田作品の魅力を、存分に堪能する機会となれば幸いです。


※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、木田金次郎美術館さま(HP)よりお借りしました。

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