「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[影絵展]★藤城清治 光と影のファンタジー展

藤城清治 光と影のファンタジー
 旭川西武、2014年1月14日(火)-1月19日(日)
 
 日本を代表する影絵作家です。『ケロヨン』の原作者だそうです。知っていましたか?1989年に紫綬褒章、1995年に勲四等旭日小綬章を受章されています。
 1947年、慶應義塾大学経済学部卒業。1948年、雑誌『暮しの手帖』にて、影絵連載開始しました。1951年、芥川也寸志音楽による人形音楽劇『雪の女王』を制作。1952年、アサヒビールビヤホールに、影絵ガラス壁画を制作しました。テレビの試験放送開始後は、NHKの専属となります。1953年、『朝日新聞』日曜版紙面にて、影絵連載。伊福部昭音楽による影絵劇『せむしの子馬』を制作。1954年、影絵劇『泣いた赤鬼』にて東京都児童演劇コンクール奨励賞。1956年、影絵劇『銀河鉄道の夜』にて、1956年度読売児童演劇祭奨励賞、日本ユネスコ協会連盟賞受賞。1958年、『中央公論』連載の『西遊記』(邱永漢 作)の挿絵を担当。1966年、『木馬座アワー』のキャラクターとして、『ケロヨン』を創作。1982年、パキスタン、ヨルダン、エジプト、アラブ首長国連邦などで影絵劇を上演。影絵劇『銀河鉄道の夜』が、文化庁芸術祭の優秀賞受賞。1983年絵本『銀河鉄道の夜』がチェコスロバキアの国際絵本原画展BIBの金のリンゴ賞受賞。1989年、春の褒章にて、紫綬褒章受章。1995年、春の叙勲で、勲四等旭日小綬章を受章しています。
 光と影の詩人、藤城清治氏の作品は常に人々の心に人生の美しさ、神秘さ、温かさ、優しさなどを伝えてくれます。孤高の影絵作家として米寿を迎えましたが、ますます活動の場を広げ、影絵の持つ美しさを追求して来られました。
 
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。
にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ(文字をクリック)
あしたはきょうよりもっといい日。