（解体・撤去が決まった新幹線２００系車輌。残念でなりません）
ＪＲ流山温泉駅のホームに沿う形で、東北・上越新幹線２００系車両が３輌編成で静態保存・展示されていました。これらの車輌は、２００１年（平成１３年）に廃車となった車輌で、先頭車２輌に、グリーン車を挟んだ編成となっていました。当初の流山温泉の運営会社「北海道企画開発」には、JR東日本も出資しており、新幹線の北海道への延長を願って設置されたと言います。
北海道新幹線の札幌延伸が決定し、その役目を終えたことや、老朽化を理由に、２０１３年（平成２５年）６月に解体・撤去されます。多くの夢や、希望を乗せて走った新幹線２００系。新幹線のイメージは、この「団子っ鼻」だというひとも多いでしょう。確かに塗装も剥げ落ちていて、損傷の激しいのもわかります。個人的には、２輌目のグリーン車輌も残してほしいですが、せめて先頭車輌の、正面部分だけでも残すことはできないものか・・との思いが強いです。日本の鉄道史に燦然と輝く、非常に貴重な車輌です。残念でなりません。当日は、別れを惜しむ鉄道ファンが多く来ていました。（２０１３年５月、現状を確認）
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