江別市セラミックアートセンター、2011年8月27日(土) 14:00
開催されている「国立美術館巡回展 日本の現代陶芸~伝統と新風の精美」展に合わせた美術講演会です。
明治維新以降、陶芸界は新展開を迎え、万国博覧会への出展による伝統技術の賞賛と批評、近代窯業技術や技法の導入を経て大きく環境変革しました。そして造形や装飾法の研究が盛行、文展などの開催により個人作家の意識が萌芽し、その後西洋技術を受容れるなかで東洋伝統への回帰、桃山陶発見による「茶陶」への関心、古窯研究、中国古陶磁研究、前衛作品の誕生と今日につながる日本陶芸は、伝統的事象を守り伝える流れと、新たな流れを作り出そうとしている過程といえます。
本展は、明治以降の日本陶芸の様相について国立美術館所蔵品を展示し、日本陶芸の現代に至る過程を俯瞰するとともに、地域の鑑賞機会の充実と美術普及をはかり、地域文化振興の一助とするものです。
本展は、明治以降の日本陶芸の様相について国立美術館所蔵品を展示し、日本陶芸の現代に至る過程を俯瞰するとともに、地域の鑑賞機会の充実と美術普及をはかり、地域文化振興の一助とするものです。
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