(平山郁夫 『ナーランダの月 インド』
2007、佐川美術館収蔵)
★平山郁夫 『大唐西域図』への道 佐川美術館収蔵品展
道立釧路芸術館、2011年5月28日(土)-7月18日(月・祝)
中国、朝鮮、そして日本へつながる東西文化交流のルート、とりわけ、仏教伝播の歴史を担い、その遺跡に満ちた「シルクロード」。画家としてこの「シルクロード」に取り組み、ライフワークとしたのが、現代日本画の巨匠・平山郁夫(1930-2009年)画伯でした。
1930年(昭和5年)、広島県に生まれた平山郁夫画伯は、東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業したのち前田青邨に師事し、「仏教伝来」を原点に、仏教やシルクロードをテーマとする作品を次々と発表、ロマンただよう壮大な絵画世界を築き上げました。また、自らの被爆体験から「文化財赤十字構想」を提唱、世界文化遺産・世界の文化財の保護と救済に尽力し、1998年(平成10年)には文化勲章を受章されています。
本展は、晩年の代表作のひとつである『大唐西域画』など、平山作品の幅広い収蔵で知られる滋賀県守山市の佐川美術館のコレクションから、76点の秀作を選りすぐり、その深遠な魅力あふれる絵画世界を紹介するものです。
なお、本展は、道立函館美術館において、好評のうちに終了した展覧会の釧路展です。
★道立釧路芸術館、「平山郁夫 『大唐西域画』への道 佐川美術館収蔵品展」HP
★道立函館美術館、「平山郁夫 『大唐西域画』への道 佐川美術館収蔵品展」HP
★「観るだけ美術部員」のブログ、「平山郁夫展」函館展の紹介ページへのリンク
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