「観るだけ美術部」部長のブログ

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[企画展]★蝶の夢 三岸好太郎の世界展

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三岸好太郎 『跳ぶ蝶』 1934、油彩、
道立三岸好太郎美術館所蔵)
 
★蝶の夢 三岸好太郎の世界展
 道立三岸美術館、2011年4月1日(金)-6月5日(日)
 三岸好太郎は、短い生涯の最晩年に蝶や蛾を多く描きました。そこには画家のどのような思いがこめられていたのでしょう? 代表作『飛ぶ蝶』(1934年)に描かれた蝶は、はたして実在する、のでしょうか?
 死を目前に描かれた蝶の世界は、謎に満ちています。展示室には、実際の蝶の標本箱も登場。実物の蝶や三岸自作の詩とも見くらべながら、これらの謎をさまざまな角度からさぐります。
 
三岸好太郎 『跳ぶ蝶』
 「窓カラヒラヒラト飛ンデキタ蝶ハ/呼吸シナイ白イ壁ニ足ヲトメタ/蝶ノ冬眠ガ始マル/而シ押エラレタピンヲハネノケテ再ビ飛ビ出ス事ハ自由ダ」三岸自作の詩「蝶と貝殻(視覚詩)」の一節である。詩で描写されたイメージがそのまま油彩画の「飛ぶ蝶」にも見出される。三岸自身のアイデアで、額縁には金属パイプが使われており、まるで標本箱のようである。その中の一匹が、留められていたはずのピンをはねのけて舞い上がろうとしている。不思議な白昼夢のような光景。そこには、当時最新の芸術思潮であったシュルレアリスム(超現実主義)の影響もうかがえるが、作品から香り立つみずみずしい詩情は、まぎれもなく天性のロマンチスト三岸独自のものであり、10年あまりの短い画業のうちにめまぐるしく作風を変貌させた三岸が、最後に到達した夢幻の世界であった。(道立三岸美術館HPより)
 
★道立三岸好太郎美術館、「蝶の夢 三岸好太郎の世界展」HP
 
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