★西山 剛 「伊達市ゆかりの洛中洛外図から読む京都文化」
だて歴史文化ミュージアム、2020年9月19日(土)14:00
(WEBサイト→)
洛中洛外図屏風は、室町時代後期から江戸期まで続いて制作された、京都市中と郊外を描いた屏風です。その所在が公けになっているものは全国で160点を超え、年々、洛中洛外図屏風は新たに発展されています。
当館所蔵の「洛中洛外図屏風 亘理伊達本」は、その名が示すように、1870年(明治3年)以降、亘理伊達家が当市へ移住した際に持ち込んだ屏風であり、歴史上、初めて蝦夷地(北海道)に渡った「洛中洛外図屏風」です。大変貴重な資料のため、公開は数年に一度になります。
なお、この展覧会に先立ちまして、現在札幌在住の木村様(亘理伊達家家臣の子孫の方です)より、新たに「洛中洛外図屏風」が当館に寄贈されました。これを含め、道内では唯一「洛中洛外図屏風」を所蔵する「だて歴史文化ミュージアム」にぜひお越しになられ、当時の京都を感じ取っていただけたら幸いです。
なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、だて歴史文化ミュージアムさま(HP)よりお借りしました。