「観るだけ美術部」部長のブログ

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[絵画展]★釧路市立美術館10周年記念 蔵出しコレクション展

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(画像は、鎌田義裕『浦桜』)

釧路市立美術館10周年記念 蔵出しコレクション展
 釧路市立美術館、2010年4月17日(土)-2010年5月30日(日)

 本展は、釧路市立美術館が建てられて10周年を迎えた記念として、日頃から来ていただき、またお手伝いいただいている皆さまに感謝の気持ちを込めて、所蔵作品を特別公開するものです。
 当館の所蔵作品の多くは、温湿度管理の行き届いた蔵(収蔵庫)に収められており、その数358作品(648点)です。普段はプチ・コレ(小さなコレクション展)として、少しずつご紹介しています。
 今年度は、2回にわたってまとめて公開するまたとない機会となっています。

 本展は、通常の所蔵品展よりも大きな展示室を使い、5つのコーナーに分けて展示しています。また、作って楽しめるコーナー設置しています。 屬覆弔しの釧路」(最も代表的なコレクションのテーマがズバリ「釧路」。釧路を描いた作品が数多くあります。その中でも、ここではちょっとなつかしい釧路の風景にスポットをあてた絵画をご紹介しています)。◆岾い悗料曚ぁ廖福峩隆」というテーマは、「海」と密接な関わりをもっています。釧路で絵を描く作家のなかには、海を題材にしている作家が多くいます。ここでは釧路、そして北海道の海を、作家の心のなかのイメージで描いた作品を集めました)。「遥かなる時をこえて」(海に限らず、また抽象的な描き方に限らず、人の「心のなか」の世界に注目し、描いた作家たちもいます。実際にありそうで、でもちょっと不思議な絵。描いた人の楽しい気持ちや悲しい気持ちを表現した絵)。ぁ嵳擇なる異国」(日本人が、町並みや文化の違いを体感する異国。画家たちは絵を学びに、あるいはそれ以上に、旅した土地で感じた感動を描くために、旅をするのかもしれません。行ったつもりで、異国に想いをはせては)。ァ屬海海蹐だやかに」(難しい解説は抜きにして、ホッとこころおだやかに絵を見るひととき。お金には代えられないとても贅沢な時間ではないでしょうか。最後はゆっくりと日本の美に触れていただくコーナーです)。

釧路市立美術館「蔵出しコレクション展」HP
http://www.pekita.net/current/kuradashi/kuradashi.html
あしたはきょうよりもっといい日。