★第五福竜丸展示館 所蔵品展
鹿追町民ホール、2010年8月10日(火)-8月16日(月)
1954年マーシャル群島のビキニ環礁で操業していたマグロ漁船「第五福竜丸」は、アメリカの水爆実験で被爆し、死の灰にまみれながら母港の焼津に帰港しました。この事件は国内に大きな衝撃を与え、原水爆禁止運動の契機となりました。
その後「第五福竜丸」は、改造などの変遷を繰り返しましたが、廃船となり、東京の夢の島に捨てられていたそうです。しかし、有志による保存運動が奏功し、平和を願う人類のシンボルとして、夢の島に新たに「第五福竜丸展示館」が開館し、現在では、平和学習の拠点として、活動が展開されています。本展は、展示館の展示パネルによって、その活動を紹介するものです。
なお、同館の学芸員である安田和也氏(第五福竜丸平和協会事務局長)による記念講座「核兵器のない未来へ~第五福竜丸の航海は続く~」が、8月9日(月)同会場で開催されます。
その後「第五福竜丸」は、改造などの変遷を繰り返しましたが、廃船となり、東京の夢の島に捨てられていたそうです。しかし、有志による保存運動が奏功し、平和を願う人類のシンボルとして、夢の島に新たに「第五福竜丸展示館」が開館し、現在では、平和学習の拠点として、活動が展開されています。本展は、展示館の展示パネルによって、その活動を紹介するものです。
なお、同館の学芸員である安田和也氏(第五福竜丸平和協会事務局長)による記念講座「核兵器のない未来へ~第五福竜丸の航海は続く~」が、8月9日(月)同会場で開催されます。
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
マーシャル諸島の「ビキニ環礁」が、世界遺産に指定されたそうです。核兵器の惨劇を後世に伝えるためだそうです。その一方で、アメリカ政府高官が「広島に謝罪するものは何もない」と発言したとか。核兵器への思いはさまざまあるのはわかりますが、責任があるとか、ないとか、謝罪をしろとか、またしていないとか、そういうことのまえに、世界が共通の意識に立つ必要があるように思います。
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