★講演会「片岡球子と北海道」ギャラリーツアー、解説：樋泉綾子（美術館学芸員）
札幌芸術の森美術館、２０１０年５月２２日（土）１４：００
札幌生まれの片岡球子は、「日々勉強」を信条に画業に邁進し、２００８年、１０３歳でこの世を去りました。鮮やかな色彩、自由で大胆な形や構図といった個性溢れるその画風は、戦後の日本画壇に新風を吹き込みました。それはまた、故郷の厳しくも豊かな自然と精神的風土に培われた感性に根ざしたものと言えるでしょう。
北海道では没後初の大規模な回顧展となる本展では、初期の風俗画、伝統芸能や火山の連作、画家としての名声を不動にした「面構（つらがまえ）」連作、７８歳からの裸婦連作など、代表作約５０点が一堂に紹介されます。さらに、画家の息吹を直に伝えるスケッチ１７点も道内で初公開されています。数日前、入館者が１万人を越えたというニュースも出ていました。
このギャラリーツアーは、この展覧会に合わせて企画されたものです。
★札幌芸術の森美術館「片岡球子」展ＨＰ
http://www.artpark.or.jp/programs/art/index.html
★「観るだけ美術部」のブログ、「片岡球子展」講演会のページへのリンク
http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/13113579.html
★「観るだけ美術部」のブログ、「片岡球子展」展覧会のページへのリンク
http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/13090735.html
